コラム

ミシンが動かないときの応急処置と修理先ガイド香川県民・広島県福山市民必見!

2025年02月03日12時32分

ちょっとした小物づくりに、趣味の裁縫に。ミシンは私たちの生活に溶け込んだ、大切な家電のひとつです。そんなミシンが突然動かなくなってしまったら、困りますよね。すぐに修理店に持ち込むべきか、それとも自分で対処できるのか、判断に迷うことも多いのではないでしょうか。

今回は家庭でもできる応急処置から、修理に出せるミシン専門店まで、詳しく紹介します。大切なミシンを長く使い続けるために、ぜひ参考にしてください。

ミシンが動かない主な原因

ミシンが動かない原因の多くは、小さな確認ミスや操作の間違いです。家庭でも確認や対処が可能ですので、まずは落ち着いて、ミシンをチェックしてみましょう。

ここではミシンが動かなくなる主な6つの主な原因をまとめました。

1.電源トラブル

電源が入らない場合には、まずは電源周りをチェックしてみましょう。コンセントの接触不良やコードの断線が原因かもしれません。コンセントを抜き差しし、もう一度電源を入れてみてください。

また電源コードが折れたり曲がったりしている箇所や、傷んでいる部分がないかも確認してください。コードが断線している場合は、専門家の修理が必要です。

なおコードの被覆が破損している場合は感電の危険があります。すぐに使用を中止し、修理を依頼しましょう。

2.糸絡み・糸掛け間違い

糸に関するトラブルも、よくあるミシンの不調のひとつです。上糸や下糸が釜に絡まってしまうと、針が動かなくなったり、布送りが止まったりします。

また下糸巻きの状態にも要注意です。ミシンの天板を開けて糸の状態を確認しましょう。下糸巻きの軸に糸が巻き付いていたり、下糸がしっかり巻かれていなかったりすると、やはりトラブルの原因になります。ボビンの方向も、併せて確認してくださいね。

糸に問題がある場合には、まずその部分の糸を取り除く必要があります。その後改めて糸を全て外し、もう一度、正しい手順で糸を掛け直しましょう。

3.針や押さえの問題

針の破損や押さえの位置かずれていると、ミシンは正常に動きません。ケガの原因にもなりかねませんので、十分に注意しましょう。

針は消耗品です。使っているうちに、曲がったり、先端が欠けたりします。針が破損しているときれいに縫えないだけでなく、糸や布地が切れてしまうかもしれません。

また押さえの位置が正しくないと、布送りが滑らかに行われず、縫い目が乱れたり、布地にシワが寄ったりします。

針は定期的に新品に交換し、押さえは縫う布地の厚さに合わせて適切な高さに調整することが大切です。

4.部品の劣化・モーターの不具合

ミシンを長年使用していると、部品が劣化したり、モーターの不具合が発生したりことがあります。古いミシンでトラブルが続くときは、モーターが寿命を迎えているかもしれません。早めに修理に出しましょう。

特に動きが遅くなったり、異音や、焦げ臭いにおいがしたりする場合は要注意です。異変が起きたときは、すぐに使用を中止してください。

またほかの部品の劣化によって、モーターの動力が正しく伝わらないこともあります。いずれの場合も、自分で直そうとするのは危険です。専門家に見てもらうのが良いでしょう。

5.オイル不足

ミシンは精密機械です。定期的に油を差し、適切な潤滑を保ちましょう。

長期間メンテナンスを怠ると、部品同士の摩擦が増えます。摩擦が重なると動作が重くなったり、部品の消耗が早くなったりして、ミシンの寿命を縮めます。

特に釜周りや送り歯などの可動部分は、定期的にオイル注油が重要です。とはいえ、オイルの差しすぎは逆効果です。取扱説明書をよく読んで、適量を正しい箇所に注油してくださいね。

6.ミシンの性能に合った使い方をしていない

ミシンには、それぞれ対応できる布地の種類や厚さ、縫い方に指定があります。簡易的なミシンで厚手のデニムや革などを無理に縫おうとすると、針が折れたり、モーターに負担がかかったりして故障の原因となるのです。

また素材が適当でも、何枚も重ねて縫う場合には負担が大きくなります。どのくらいまで縫えるのかわからないときは、購入店舗やお近くの専門店で相談してみましょう。

さらに使い方が間違っているときも、ミシンには過度な負担がかかっています。糸のかけ方や部品の扱いをよく確認し、正しくミシンを使うことが大切です。

不調が長引くときには、専門店にミシンを持ち込んで、いつもの使い方を見てもらうのもオススメです。気が付かないところに落とし穴があるかもしれませんよ。

ミシンが動かないときの応急処置

ミシンが動かなくなってしまっても、軽度のトラブルや設定間違いなら、自分で処置ができる場合があります。まず確認してほしいチェックポイントをまとめました。

ただし、無理に修理しようとすると、逆効果になることもあります。応急処置を行っても改善が見られない場合は、はやめに専門店へ相談してくださいね。

ステップ1:電源周りを確認する

まずは電源に関する確認を行いましょう。コンセントを抜き差しして、接触不良になっていないかチェックします。延長コードを使用している場合は、直接コンセントに接続して動作を確認してください。

また電源コードやフットペダルのコードに、折れや傷がないかもチェックが必要です。無理な方向に曲げたままで使用を続けると、コードが断線している場合があります。

特に長年使用しているミシンの場合には、コードが劣化している可能性も高くなります。安定して使えている場合でも、定期的に点検しておきましょう。

ステップ2:糸や針の状態をチェック

上糸や下糸が釜に絡まっている場合は、すべての糸を慎重に取り除いてください。

その後は取扱説明書を確認しながら、正しい手順で糸を掛け直しましょう。このとき針が曲がっていれば、新しい針に交換してください。

針は布地を傷めることなく、美しい縫い目を作るための重要な要素です。必ず使用する布地に合った、適切な太さの針を選びましょう。

針を取り付けるときは向きを確認し、最後まできちんと差し込まれているかチェックします。糸や針の状態が整ったら、実際に布地で縫えるか試し縫いをしてみましょう。

ステップ3:オイルを挿す

ミシンの動きが重くなっている場合は、オイル不足が原因かもしれません。初めてオイルを差すときは、まず取扱説明書で、注油箇所を確認してください。

オイルを差す場所は機種によって異なります。間違った箇所への注油は故障の原因となるので、必ず取扱説明書で確認しましょう。またオイルは、必ずミシン専用のものを使用してください。少量ずつ、慎重に注油しましょう。

作業が終わったら余分なオイルを拭き取り、ハンドルをゆっくり回転させてなじませましょう。

適切な注油は、ミシンをスムーズに動かすために大切なメンテナンスです。部品を摩擦から守り、寿命を延ばすためにも、定期的に行いましょう。

ステップ4:冷却を試す

長時間ミシンを使用すると、モーターが熱を持つことがあります。モーターが熱くなると過剰な負担がかかります。モーターが熱くなったときはすぐに電源を切り、冷却時間を設けましょう。十分に冷えたら再度電源を入れ、動作を確認してください。

もしもモーターから異音がしたり、異臭がしたりする場合は、重大な故障の可能性があります。すぐに使用を中止し、専門店での点検を受けてください。

また冷却後も正常に動作しない場合は、他の原因が考えられます。その場合も、やはり専門家に相談するのが良いでしょう。

香川県・広島県福山市のミシン修理対応店舗ガイド

ミシンを修理に出したい! と思っても、どこに専門店があるのかわからないこともありますよね。ニコニコミシンは香川県に3店舗、広島県に1店舗を展開しています。お近くの方は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

各店舗の場所や営業時間などは、以下のとおりです。

香川県エリア

■丸亀本店

 

香川県丸亀市土器町東6丁目482

TEL:0877(25)4134

営業時間:AM9:30~PM6:00

定休日:年末年始のみ

ニコニコミシン丸亀本店では、常時50台のミシンを展示しています。もちろん、すべての商品がお試し可能です。専門知識を持ったスタッフがお客様の使用目的や環境にあわせ、ミシン選びをサポートします。

そのほか点検や修理など、ミシンに関することは何でもご相談ください。

店舗詳細
https://www.niconico-misin.com/marugame.html

 

■高松店

香川県高松市伏石町2084-5

ヤマダ電機テックランド

NEW高松レインボー通り店1F

TEL:087(869)1134

営業時間:AM10:00~PM6:30

定休日:年末年始のみ

高松店では、ハンドメイド雑貨も販売しています。可愛い赤ちゃんグッズからエコバックまで、身近な雑貨をいっぱいです。すべて一点ものなのも、ハンドメイドならでは。

ミシンの相談にいらした際には、ぜひ、あたたみのあるハンドメイド雑貨もご覧になってくださいね。

店舗詳細

https://www.niconico-misin.com/takamatsu.html

 

■観音寺店

香川県観音寺市坂本町6丁目5-30

TEL:0875(23)2525

営業時間:AM9:30~PM6:00

定休日:年末年始のみ

店内に常時展示してあるミシンは、全てその場でお試しいただけます。じっくりと、自分が一番使いやすいミシンをお選びくださいね。もちろん、スタッフもお手伝いします。

また観音寺店では、随時ソーイング教室を開催しています。一人ではなかなかわからない裁縫のコツも、講師が丁寧にお伝えしますよ。世界にたった1つのハンドメイド小物を、一緒に作ってみませんか?

店舗詳細

https://www.niconico-misin.com/kanonji.html

 

広島県福山市エリア

■福山店

広島県福山市駅家町江良770-1

TEL:084(977)1534

営業時間:AM9:30~PM6:00

定休日:木曜、年末年始

福山店は平成19年にオープンした、新しい店舗です。「ミシンが、みなさまの生活の中でしっかり役に立つように」と願いを込め、スタッフがしっかりサポートします。

点検や修理など、ミシンに関することは何でもおまかせください。

店舗詳細

https://www.niconico-misin.com/fukuyama.html

まとめ

ミシンにトラブルが起きたときは、まずは落ち着いて確認をすることが大切です。電源周りから糸や針の状態をチェックし、必要に応じてオイルを差します。モーターが熱いときは、十分に冷却時間を取りましょう。

こうした応急処置を行っても改善が見られない場合は、専門店に相談することをオススメします。地元のミシン専門店なら、修理も安心です。スピーディに対応してくれますよ。

お気に入りのミシンを長く使い続けるためには日頃からの適切な手入れとあわせて、いざというときの相談先を持つことが大切です。お困りの時はぜひ、ニコニコミシンにご相談くださいね。

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